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丸和/事業再生ADR手続が成立、60億円の債務を株式化

2010年10月22日 / 経営

丸和は10月22日、グループの事業再生計画案について全取引先金融機関から同意書の提出を受け、事業再生ADR手続きが成立したと発表した。

同社はこれまで、親会社であるユアーズと連名で、産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法所定の特定認証紛争解決手続(事業再生ADR手続)を進めていた。

事業再生ADR手続の成立を受け、2011年5月を目処に親会社のユアーズと丸和の合併を実施し、合併成立後に金融支援の柱である60億円の債務の株式化を行う。

経営責任を明確にするため、11月1日付で根石義浩代表取締役社長が取締役に就任し、新たに根石紀雄取締役(ユアーズ社長)が代表取締役社長に就任する。

事業構造改革の進捗に伴い、9月30日までに14店舗の閉鎖を実施しているが、11月中に新たに人丸店(山口県)、湯川店(福岡県)の2店舗を追加閉鎖する。

事業再生ADR手続きが成立したことで、これまで未定としていた2011年1月期連結業績予想の当期利益は、22億円の当期損失に修正された。

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