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デイモンワールドワイド/新社長兼CEOにカーラ・クーパー氏が就任

2010年12月09日 / 経営

プライベートブランドの開発支援会社であるデイモンワールドワイドは12月9日、2011年1月1日付で、カーラ・クーパー氏が2代目の新社長兼CEOに就任すると発表した。

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クーパー氏は、2009年からデイモンワールドワイド社の取締役を務め、同社の共同創設者であるミルトン・センダー氏からCEO職を引き継ぐ。
センダー氏は、引き続き、プライベートブランドと消費者イベントの事業を手がける世界最大会社の取締役会の会長職に留まる。現在社長代行職にあるアラン・ノドル氏は、取締役会メンバーに戻るという。
クーパー氏は、コカコーラ、ペプシコ、プロクター&ギャンプル、ケロッグ社などを含む、米国の会社で上席マネージメントの職に20年以上就いた経歴を持つ。最近では、クェーカー、トロピカーナ、ガートレードセールスなどの組織において、シニアバイスプレジデント、その前は、ケロッグのナチュラル食品、冷凍食品部門の社長兼統括マネージャーを務めた。
デイモンワールドワイドは、世界中で約100社もの大手小売業者と共にプライベートブランド商品やプログラムの開発をすることに特化し、4000品目の商品とそれらを製造するメーカーを代弁者としてサービスを提供する会社。
デイモンは、主としてスーパーマーケットとパートナーに事業に取り組んでいるが、これに追加して9つの商業チャネルで事業を展開する。
兄弟会社であるアンダーセン・デイモンは、プライベートブランド・プログラムの開発と同様、ナショナルブランドや地域ブランドを手がける。
デイモンインターアクションズは、店舗内試食販売デモンストレーション、消費者マーケティング、ミステリー・ショッピングを行う企業で、北米、日本、韓国、台湾、メキシコで事業を展開する。
デイモンワールドワイドデザインは、ラベルとパッケージを開発すると共に、デイモンの小売パートナーやメーカーのうちの多数企業に向け、店舗内の商品計画、標識、展示を開発する。

SASリテールサービスは、小売業者の店舗内にて、小売業者、メーカーのための多数のプロジェクト・マネージメント・サービスを提供するマーチャンダイジング会社となっているという。

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