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CCC/電通傘下のネット広告代理店と資本業務提携

2010年12月21日 / 経営

カルチュア・コンビニエンス・クラブは12月21日、電通デジタル・ホールディングス(DDH)傘下のネット広告代理店のオプトと資本業務提携すると発表した。
資本業務提携によって、ネットとリアル店舗等のサービス連携による競争力のある広告商品の開発を実現するために合弁会社を設立する計画で、CCCが展開する顧客基盤に対するサービスとオプトが展開するeマーケティングサービスとの連携を目指すという。
CCCは、オプトの株式を同社の主要株主であるDDHから、所有株式の一部2万1505株(オプトの発行済株式総数に対する割合:14.40%)を取得。
2011年1月14日に、オプトの保有する自己保有普通株式1200株(同:0.80%)を第三者割当による自己株式処分により引き受ける予定だ。
2011年3月末開催予定のオプトの定時株主総会で、CCC指名の候補者2名をオプトの社外取締役として選任する議案を株主総会に上程する旨に合意している。
株式譲渡後もDDHはオプトの発行済株式総数の20.42%を保有し、オプトの筆頭株主の地位を維持し、オプトは引き続き電通の持分法適用会社に該当する。
電通、DDHとオプトは、2005年から推進しているインターネット広告関連の事業領域における業務提携関係を今後も継続し、さらに密接な協業を推進することで合意。
インターネット、電話などを通じた直接的な顧客獲得や商品、サービス販売を重視する広告主に対するサービス提供やサーチエンンジンマーケティング領域における協業、データベースやテクノロジーの活用などについて、更に強固な協力体制の整備を進めるという。

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