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青山商事/住金物産と米国カジュアルの合弁会社設立

2010年12月21日 / 商品経営

青山商事は12月21日、住金物産との合弁会社として「イーグルリテイリング」を設立すると発表した。
新会社は、日本進出を図る米国のカジュアル衣料大手「American Eagle Outfitters(アメリカンイーグルアウトフィッターズ)」のフランチャイズ(FC)として事業拡大を図るもの。
世界のアパレル専門店売上高上位に位置するSPAの大手であるAmerican Eagle Outfitters,Inc.より「American Eagle Outfitters」と「Aerie(エアリー)」の2ブランドにおける日本国内でのFC展開の権利を獲得し、2012年春、単独店として日本初出店となる「American Eagle Outfitters」を東急不動産株式会社が建設中の(仮称)表参道プロジェクト(東京都渋谷区)に開店する計画だ。
表参道に開業予定の旗艦店に続き都内を中心に出店拡大し、 5年後には売上高100億円を目指す計画だ。
「American Eagle Outfitters,Inc.の持つ「ブランド力」、「商品開発力」、「マーケティング力」に、青山商事が持つ「店舗開発力」、「多店舗展開ノウハウ」、「リテールの人材」、そして住金物産が持つ「生産・物流ノウハウ」を加え、それぞれが持てる強みを十分に発揮することにより、強固なブランド基盤を構築する」(同社)という。
青山商事は、カジュアル事業においては、子会社が運営する「キャラジャ」が厳しい状況で縮小を余儀なくされており、カジュアル事業拡大の方策を模索していたという。
合弁会社の概要商号:イーグルリテイリング代表者:代表取締役社長 青山 理本店所在地:東京都渋谷区宇田川町21-8主な事業の内容:各種衣料品の企画・販売に関する事業決算期:3月31日資本金:1億円出資比率:青山商事株式会社90%、住金物産株式会社10%

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