ローソンは4月21日から、岩手県陸前高田市の避難所と仮設住宅が設置されている陸前高田市立第一中学校の近くに仮設店舗を開店する。まず、店舗外のテントで、野菜・菓子・ロールケーキ・ソフトドリンク・生活用品(食器・箸・洗濯ばさみ)などを販売する。
<仮設店舗の準備の様子>
22日から、店舗内での営業を開始。21日、22日は店前で移動販売車両「モバイルローソン号」を使った揚げ物の提供もする。
<21日の店外販売の様子>
仮設店舗は、津波で流出した店舗を経営していた2人の加盟店オーナーが運営。仮設店舗はプレハブ作りで、大和リースが4日間作り上げた。売場面積は通常店舗よりも小さいものの、取扱商品は約1000品目で、営業時間は午前7時から午後9時までの14時間となる。
震災以前、岩手県陸前高田市内には6店のローソンがあったものの、津波により全ての店舗が流出又は倒壊した。
ただ、被災により休業中の東北地方の店舗改修は進んでいる。先週までに岩手県の釜石市、宮城県の気仙沼市・石巻市・岩沼市、福島県のいわき市でそれぞれ1店ずつ、計5店舗が営業を再開した。
今週には、岩手県の宮古市、宮城県の多賀城市・仙台市宮城野区・石巻市で、合計4店舗が営業を再開する予定だ。
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