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マクドナルド/7~9月に消費電力15%以上を削減

2011年05月16日 / 経営

日本マクドナルドは5月16日、今夏に向けた節電計画を発表した。今夏予想される東京電力、東北電力管内の電力供給不足に対応するため、原材料の加工段階から店舗営業時における節電、そしてお客への啓発活動と幅広い活動を行う。
マクドナルド向けの食材専用ラインを有するスターゼン、イナベーカリーには、今回の節電取り組みに関して目標である15%を上回る対策を要請し、主要取引先の森永乳業、フジパンなどにも、政府方針に準拠した15%以上の削減を達成しながら、食材の安定供給を維持することを確認した。
日本マクドナルドのLED導入店舗も全国で274店(2011年4月末現在)にまで拡大。東日本大震災以降は、東京電力供給エリア内店舗を中心に営業時間短縮、一部店舗外照明や客席照明の消灯、本社社員の在宅勤務推奨など様々な節電対策を積極的に実施した。
今夏、東京電力・東北電力管内店舗において、大規模停電がおこることのないよう、ピーク時間帯での電力の消費量管理を行うため、さまざまな節電対策を実行する。
一方、「ピーク時間帯以外においては、その限られたエネルギーを最大限活用した経済活動を行うことも大きな社会貢献であり、企業責任のひとつと捉えている。今後、そのための施策も積極的に進める。さらなる活発な企業活動を展開し、経済サイクルの活性化と17万人の雇用など、日本経済復興の一助となる努力を続ける」(同社)という。

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