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イオン/ディスカウント事業を分社化

2011年08月20日 / 経営

イオンは8月19日、ディスカウントストア事業(DS事業)強化の一環として、100%子会社イオンビッグを設立すると発表した。
設立日は8月21日で、資本金は1000万円。北関東・中部・近畿エリアのザ・ビッグなどイオンリテールの21店を運営する。
DS事業をグループの新たな成長戦略の柱と位置づけ、同事業の強化を目指し、意思決定のスピードアップを図るため、イオンリテール内のDS事業部門をイオンビッグに分割する。
イオンは1989年から、グループ会社であるマックスバリュ西日本などのグループ各社で、食品中心のディスカウントストア「ザ・ビッグ」を展開していた。
今後、イオンビッグは、食品のほか生活用品や衣料品も扱う総合DSモデルを確立することで、グループ全体の成長を支えるDSチェーンの構築を目指す。
グループ会社も含めて全国でDS事業の成長戦略を加速させ、総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア等の既存事業に加えて、DS事業を国内の新たな小売事業の柱に育てる計画だ。
なお、ザ・ビッグの店舗数は、8月21日時点で、グループ合計78店舗となっている。
新会社の概要商号:イオンビッグ代表者:鈴木新樹本社所在地:愛知県名古屋市中村区名駅5-25-1事業内容:ディスカウントストア等の運営決算日:2月末日資本金:1000万円株主:イオン(100%)運営店舗数:北関東・中部・近畿エリアのザ・ビッグなど21店舗従業員数:1800人(パートタイマーは1日8時間換算)

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