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スギ薬局グループ／機構改革で子会社運営体制を再編

2012年02月27日 ／ 経営

スギホールディングスは2月27日、グループの機構改革を発表した。グループ経営推進体制の整備・強化と子会社運営体制の再編成をする。

俊敏な意思決定とローコストなグループ運営体制構築を目的に、企画・管理・商品・店舗開発等の機能をスギホールディングスへ集中化する。

一方、営業力・競争力強化を目的に、子会社を営業特化会社として位置づけ、子会社に営業・店舗運営機能を分権化する。

これに基づき、中核子会社スギ薬局は、現営業本部を利益管理責任単位として位置づけた東・名・阪の営業統括部に分割設置し、ニーズ等に的確かつ迅速な対応ができる組織運営体制の構築を図ると共に将来の経営幹部人材の育成を行う。

医療事業を医療営業統括部として営業本部に組み入れ、調剤事業と物販事業を統合することで、シナジー効果の最大化と店舗運営の効率化を実現すると共に、スギ薬局らしさの店舗・売場づくりに取り組む。

グループの成長・拡大と経営推進体制の整備・強化に向け、グループ経営会議を設置し、グループの政策策定・推進機能を強化する。

マーチャンダイジング・サイクルを効率的・効果的に回す業務の整備・再創出に向けた体制づくりとして、営業力強化やローコストな事業運営体制構築を目的に、スギホールディングス社長直下にマーチャンダイジング・サイクル業務の整備・再創出をする組織を設置すると共に、将来の情報システムと物流のあり方についても整備・再創出に向けた検討を行う。

店舗開発力の強化に向けた新規開発物件の調査・審議体制の見直しとして、エリア開発会議を設置し、新規開発物件の実質的な調査・審議機能を強化し、市場や立地調査力強化を行う。

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