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浄水器市場/2011年度は1.3%増の436億5000万円

2012年07月09日 / 商品経営

矢野経済研究所は7月6日、浄水器・整水器市場に関する調査結果2012を発表した。調査によると、2011年度の浄水器・整水器市場規模(メーカー出荷金額ベース)は前年度比1.3%増の436億5000万円となった。

蛇口一体型や卓上型といった低単価型の出荷台数が堅調に推移するとともに、ビルトイン型や据置型などの高単価型の出荷動向に回復の兆しがみられたことなどが、市場が微増で推移した背景とみる。

東日本大震災を経て水の安全性への関心が高まっている。家庭用の浄水器についても除去性能の高い中高級機種が見直され、出荷動向でも回復の兆しをみせている。

商品説明が行き届く販売チャネルを持つ事業者で顕著な傾向となっており、高い浄水性能が購入者の選定ポイントとして注目されてきている。

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