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スポーツアパレル市場/2013年は2.5%増の5158億円

2013年12月20日 / 商品経営

矢野経済研究所は12月20日、スポーツアパレル市場に関する調査結果2013を発表した。

2013年のスポーツアパレル国内出荷市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比2.5%増の5158億8000万円の見込みとなった。

ライフスタイルウエアとスキー・スノーボードウエアが前年割れとなるものの、特に好調の陸上競技・ランニングウエア市場など、他の10カテゴリーにおいては前年を上回るとしている。

トレーニングウエア国内出荷市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、0.6%増の1203億円の見込み。

健康、美容志向が続く中で消費者のスポーツに対する関心が高まり、スポーツウエアに対する需要も大きいことから2013年も微増ながらプラス成長が見込まれる。

しかし、同市場の基幹商品であるジャージの需要縮小、夏の暑さがほぼ9月いっぱいまで続いたことで秋冬物の店頭消化が進みづらい状況だったこともあり、ウェアメーカーや小売店からは苦戦という声が多く聞かれた。

陸上競技・ランニングウエア国内出荷市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、7.5%増の155億7000万円の見込み。

エントリー層の新規参加が引き続き活発なことからランニングウエアが大きく伸長していることに加え、陸上競技ウエアもデザイン性豊かなアイテムの増加により新たな成長局面を迎えている。

機能性アンダーウエア国内出荷市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、1.8%増の341億円の見込み。

コンプレッション・サポート系アンダーウエアは、ランニングやアウトドア人気にけん引される形で市場成長を果たしており、2013年の市場規模を2.1%増の263億5000万円と見込む。

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