ゴルフ用品市場／2014年は4.5％減の2510億円

2015年08月31日／商品経営

矢野経済研究所は、ゴルフ市場に関する調査結果2015を発表した。

調査によると、2014年の国内ゴルフ用品出荷市場規模（メーカー出荷金額ベース）は、前年比4.5％減の2510億3000万円となった。東日本大震災の影響を受けた2011年から3年ぶりのマイナス成長となった。

商品カテゴリー別に2014年の国内ゴルフ用品出荷市場（メーカー出荷金額ベース）を見ると、ウッドが9.1％減の430億円と大幅なマイナスに転じ、ゴルフクラブ全体も6.8％減の966億円となった。

これにより国内ゴルフ用品市場全体におけるゴルフクラブの構成比率は2013年の39.4％から2014年は38.5％になり、約1ポイントのマイナスとなった。

2015年の国内ゴルフ用品出荷市場規模（メーカー出荷金額ベース）は、2.7％増の2577億9000万円と予測する。

ゴルフシューズなど好調が見込まれる商品カテゴリーが散見されるものの、概ね金額ベースで微増の見通し。

原材料高騰や、市場環境の変化を受けたゴルフ用品メーカーのビジネスモデル転換による、商品単価の上昇を予測する。

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