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トリドール/海外子会社の統括持株会社を設立

2012年09月11日 / 店舗海外経営

トリドールは9月11日、100%出資による海外子会社の統括持株会社を設立すると発表した。

統括持株会社は、アジア地域における経営、事業統括をはじめ、現地の事情に即した柔軟かつ効率的な運営が期待されるほか、その他地域における子会社の業績や資金等の管理を担うことで、海外における更なる展開の加速と子会社管理に係る負担軽減を見込む。

今後、Toridoll LLC(ロシア)、TORIDOLL AUSTRALI APTY LIMITED(オーストラリア)、TORIDOLL KOREA CORPORATION(韓国)と、香港の合弁会社(出資比率37%)は、トリドールから新会社に順次株式を移転し、新子会社による出資に変更する予定だ。

これまで、海外の各国において子会社を設立し、事業基盤を固めつつ店舗展開を図ってきたが、海外展開の進展に伴い子会社を含む関連会社が増加し、総合的な管理の必要性が増したことに対応したもの。

アジア地域は、経済成長が続いていることを背景に今後の急速な展開による事業規模の拡大が見込まれることから、香港において、主にアジア地域の総合的な企業統治を行うことを目的とした統括持株会社を設立する。

新会社の概要
商号:東利多控股有限公司
決算期:12月
資本金:HK$41,000,000(約4億1000万円)
出資者:トリドール100%
主な事業内容:海外事業の統括管理

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