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H&M/2012年第1四半期の日本売上48億円

2012年09月14日 / 海外経営

ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン(H&M)は9月14日、2012年第1四半期の日本での売上高が4億900万スウェーデンクローナ(日本円換算48億2600万円)だったと発表した。

2011年度の日本での売上高は15億4900万スウェーデンクローナ(182億7800万円)だった。

<クリスティン・エドマンH&Mジャパン社長>

H&M全体の2011年度の売上高は1288億1000万スウェーデンクローナ(1兆5199億5800万円)だった。現在、世界44の市場に約2500店を展開し、従業員数は約9万4000人という。

クリスティン・エドマンH&Mジャパン社長は同日、開店したH&M TOKYO STATIONで「日本での出店も順調に進んでおり、日本の従業員がスウェーデン本社へ転勤するなど人材育成もできている。H&Mの文化を日本を伝えることに手ごたえを感じている」と述べた。

H&M TOKYO STATIONは売場面積が約733㎡と、最少規模の店舗。東京駅に直結する八重洲地下街と連結するヤンマー東京ビルディングの地下1階へ出店した。

エドマン社長は「日本市場の特性を考え、小型店の出店を開始した。これまでは2200㎡~3000㎡の店舗を展開していたが、駅前立地や空港内など新たな立地を開拓したい。路面店のほか、郊外ショッピングセンター、駅ビルへの出店を継続する」と語った。

日本は世界のH&Mの中で一番坪効率が高い店舗で、全店舗が利益を出しており、今後も積極的な出店を継続する予定だという。

1スウェーデンクローナは11.80円(2012年9月14日現在)。

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