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東宝/東宝不動産を公開買付け

2013年01月09日 / 店舗経営

東宝は1月8日、子会社の東宝不動産株式の公開買付けを開始すると発表した。

完全子会社化するもので、買付代金は166億7700万円の予定。

阪急阪神ホールディングス(株式所有割合5.38%)とエイチ・ツー・オーリテイリング(株式所有割合1.52%)の各社との間で、所有する普通株式について、公開買付けに応募する旨の同意を得たという。

東宝は、創業地である日比谷を中心に、日比谷・有楽町・丸の内地区で複数の映画・演劇劇場を運営し、「東宝興行街」を形成し、不動産事業では、東宝日比谷ビル(日比谷シャンテ)、東京宝塚ビル、有楽町センタービル(有楽町マリオン)などの大型賃貸物件を保有する。

一方、東宝不動産は、日比谷に東宝ツインタワービル、丸の内に帝劇ビルといった旗艦物件を保有し、日比谷・有楽町・丸の内地区を事業上の拠点とする。両者が協同して不動産の効率的な活用に取り組むことによって、より大きな相乗効果が期待できるという。

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