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小僧寿し/宅配寿しの子会社を譲渡

2013年02月14日 / 経営

小僧寿しは2月14日、連結子会社で宅配寿しを運営する札幌海鮮丸の保有株式の全てを、札幌海鮮丸の松原淳二社長に譲渡すると発表した。

譲渡価格は4億5000万円の予定。札幌海鮮丸は北海道、東北地方を中心に展開し、作りたてのお寿しを自宅で食べれる宅配寿し業態を営業する。

札幌海鮮丸は連結子会社でありながら、地域性や業態の特殊性により十分なシナジー効果を得ることができていない現状があった。

小僧寿しは今後、持ち帰り寿し業態の出店と直営店の加盟店への転換に注力し、持ち帰り寿しのフランチャイズ事業を主たる業務とする方針を打ち出しており、グループとしてのメリットを双方享受しにくい状態が予想された。

小僧寿しの方針に縛られることなく、独立した企業としてタイムリーな判断ができる体制を構築することが、札幌海鮮丸に取り最善の方策であると判断し、今回の株式譲渡にいたったという。

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