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高級インポート雑貨/2012年は10.5%増の7030億円

2013年06月04日 / 商品経営

矢野経済研究所は6月4日、高級インポート雑貨(アクセサリー)市場に関する調査結果2013を発表した。

調査によると、2012年の国内高級インポート雑貨の市場規模は、小売金額ベースで前年比10.5%増の7030億円となった。

2012年の国内高級インポート雑貨市場をアイテム別でみると、「腕時計」「宝飾」「クリスタル・ガラス製品」「筆記具」「キッチンツール」の5アイテムがプラス成長となった。

特に、全体市場の約8割を占める「腕時計」「宝飾」が好調に推移し、全体市場を大幅に押し上げる結果となった。

2009年に同市場は大幅に下落したが、2011年には震災を契機とした「絆」や「本物志向」による需要の高まりから8.3%増と回復、2012年は復興ムードや円高・株安の一服感による消費マインドの好転などを要因として、実に6年振りの二桁成長を果たした。

2013年は景気回復の期待感から高額商品の消費はさらに旺盛になり、2006年の水準を目指して好調を持続するものと考える。

2013年の高級インポート雑貨市場規模を、7.3%増の7545億円(小売金額ベース)と予測する。

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