流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





フラワー&グリーン市場/2011年は1.8%減の1兆322億円

2012年11月22日 / 商品経営

矢野経済研究所は11月22日、フラワー&グリーン市場に関する調査結果2012を発表した。調査によると、2011年の花き小売市場規模は前年比1.8%減の1兆322億円(小売金額ベース)だった。

国内景況感に対する懸念から法人、個人需要ともに回復が見込めないなか、今後も厳しい市場環境は続くと見られることから、2012年の同市場規模は1.6%減の1兆260億円と縮小を見込む。

厳しい市場環境にあるなか、法人需要の活発化が見込めないなかで個人需要の開拓に積極的に取り組む動きがある。

2011年からはじまった花の消費拡大を目的とした「フラワーバレンタイン」は生産者から小売事業者までを巻き込んだ花き業界全体の取組みとして注目される。

2011年の葬儀花市場規模(事業者出荷金額ベース)は3.9%増で1132億円だった。今後も微増傾向で推移し、2012年の市場規模は0.2%増の1134億円を見込む。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧