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グローバル小売業者/新規海外進出先は香港がトップに

2013年06月11日 / トピックス海外経営

シービーアールイーは6月11日、「2013年版グローバル小売業の店舗展開調査」を発表した。調査によると、グローバル小売業者の新規海外進出先は香港がトップとなった。

ランキングでは、1位香港、2位キエフ、3位ベルリン、4位シンガポール、4位ドバイ、4位サンパウロ、7位パリ、7位東京、9位ロンドン、10位ニューヨーク、10位フランクフルトとなった。

調査は、トップ・グローバル小売業者320社の海外進出動向を200以上の年で調査したもので、今年で6年目。グローバル小売業者は2012年も広範な市場に進出し、81%の都市で少なくとも1社が新規店舗をオープンした。

海外展開で最も積極的なのは米国の小売業者。従来は、アジアと西ヨーロッパの市場を重視していたが、最近は中東、中欧・東欧、中南米にも積極的に進出しているという。

イタリア、イギリス、フランスの小売業者も非常に積極的に出店しており、地盤の地域のほかにアジアへの進出も進めている。

1位となった香港には、従来、香港をターゲットとしていた高級ファッション・ブランドにとどまらず、全分野の小売業者51社が進出し、最も人気のある進出先となった。新規進出店舗は、欧州の小売業者が主だが、米国、日本、韓国からも進出している。

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