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キャラクタービジネス市場/2012年度は2.3%減の2兆3075億円

2013年07月26日 / 商品経営

矢野経済研究所は7月26日、キャラクタービジネスに関する調査結果2013を発表した。

調査によると、2012年度のキャラクタービジネス市場規模(商品化権、版権)は前年度比2.3%減の2兆3075億円となった。

大ヒットと呼べるような動きをみせたキャラクターに乏しく、人気の高い有力キャラクターも全体的に低調であったことが影響した。

今後も当面はこうした状況が継続すると見ており、2013年度のキャラクタービジネス市場規模は2兆2800億円(1.2%減)の微減と予測する。

キャラクタービジネスのうち、2012年度の商品化権市場を分野別にみると、玩具は47.0%と最も高い構成比を占める。

幼児向けの特撮番組やTVアニメのキャラクターなどの定番キャラクターは安定した人気があるが、近年好調だったトレーディングカードは低調であった。玩具以外のいずれの分野においても厳しい状況であり、前年度比でほぼマイナスと縮小傾向にあるという。

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