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イオン/中国で、日本の棚割システムを採用

2013年09月04日 / IT・システム店舗海外経営

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イオングループの中国GMS/SM事業各社が、日本総合システムの棚割システムStoreManagerGX(中国名:Tanawari)の採用を決めた。

MD改革の一環として、売場標準化を実現し、今後の店舗網拡大に備える目的で、棚割管理システムを導入するもの。

今回、日本総合システムはStoreManagerGXによって、イオンの自社MDの確立と棚割の標準化を実現し、品揃え、店頭管理、物流の一体改革に貢献できるものとみている。

棚割システムStoreManagerGXで、売場面積や商圏特性に合わせた棚割を作成し、店舗と本部をWebシステム(日本製品名:ストマネLink!)でつなぐ事により、店舗ではタブレットPCを使って棚割指示を確認し、棚替完了の報告を行う。

本部では、標準棚割と個店棚割の差異や重点商品の棚位置をチェックし、承認や却下をする事で計画と売場とを一致させると共に、販売実績に基づくPDCAのサイクルを実現する。
 
中国の流通業界では、日本とは異なる「代理店制度」や「プロモーター制度」が存在しており、小売業者が独自のMD政策を打ち出しにくい原因となっている。

代理店制度は、メーカーがエリア毎に別個の卸代理店を指定する事で、集中仕入れや機動的な商品改廃の障害となっており、プロモーターは、卸代理店から派遣されている店員で、販売促進以外に発注や品出し、売場変更なども実施している。

■問い合わせ
日本総合システム
流通営業グループ
TEL:03-3205-4362
storemanagergx@nssys.co.jp
http://www.tanawari.jp/

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