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スシロー/ビッグデータ分析ツール導入

2013年09月11日 / IT・システム商品店舗経営

クリックテック・ジャパンは9月11日、あきんどスシローが、回転寿司「スシロー」の店舗戦略を支える情報分析プラットフォームを導入したと発表した。

これまでExcelで経営や商品開発、店舗のオペレーションに関する分析を行っていたが、扱えるデータ量や分析に要する時間、スキルの面から刷新のため、アシストが取り扱う連想型高速インメモリBIツール「QlikView」(クリックテック・ジャパン提供)を採用した。

スシローは、全国に約350店舗を展開し、年間の来客者数は1億2000万人、年間10億皿にのぼり40億件ものデータが明細レベルまで分析対象となっていた。

QlikView導入により、高速な分析レスポンスで、個店から全店まですべてのデータを横串で可視化が可能になった。

全体を俯瞰した経営判断を迅速にできる様々な切り口で分析軸を自由に変えられ、即座に知りたい情報が得られ、各部門からのレポート作成の依頼に対して、即日もしくは1日以内にレポートが提供できる。

商品開発において、シミュレーションしながら売れ筋商品の新メニューの開発や、数値に裏付けられた効果検証ができ、経営陣や投資ファンドに向けたROIの説明に役立てられる。

これまで週次で作成していたレポートは、必要なタイミングで即座に提供できるようになった。

同社では、データ分析の結果を原価率の管理や廃棄率の低減、商品フェアでのシミュレーションに活用しているほか、店舗でのレーン構成やネタの提供、スタッフの配置に至るまで店舗オペレーションの強化につながるとしている。

■QlikView
http://www.qlikview.com/jp

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