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モスフード/中華部門の子会社を譲渡

2013年10月28日 / 経営

モスフードサービスは10月28日、子会社のトモスの全株式をケンコーに譲渡すると発表した。

株式譲渡により、過年度に計上した関係会社株式評価損が税務上損金算入されることに伴い税金費用3億1600万円の減少を見込む。

トモスはラーメン業態「ちりめん亭」を中核ブランドとし、1986年の創業以来、グループの未来事業において中華部門を担ってきた。

より専門性が高くかつ成長性の著しい譲渡先に同社の経営権を譲渡することが、グループの全てのステークホルダーにとって望ましいとの判断にいたったという。

譲渡先のケンコーは、らーめん、中華料理の飲食店をショッピングセンター内中心に85店舗を展開。麺、スープ、惣菜の自社工場を所有し、15以上の業態をもち本格的中華料理からフードコートまで、立地に合わせて柔軟に出店する企業という。

トモスの2013年3月期の売上高は6億9800万円、営業損失1億500万円、経常損失1億200万円、当期損失1億4200万円だった。

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