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ヤフー/ブックオフと資本・業務提携

2014年04月24日 / 経営

ヤフーとブックオフコーポレーションは4月24日、資本・業務提携すると発表した。

業務提携により、BOOKOFF店舗で買い取ったモノを、ヤフオク!上でも販売する取り組みを開始する。

ヤフオク!では約200万冊の中古本の取り扱いがあるが、2016年度までに5倍となる1000万冊の取り扱いを目指し、CDやDVD・ゲームソフトなど中古本以外の商品も、ヤフオク!で販売する。

BOOKOFFチェーン全店を、ヤフオク!のリアル拠点にするため、BOOKOFF店舗に、総合買取受付窓口を設置する。買取対象商品を、ホビー・アパレル・ブランド品・雑貨など買取品のラインナップを拡大することで、お客の利便性の向上を図る。

買取した商品は、ヤフオク!に出品することで、品そろえのさらなる拡充を狙う。昨年から始めた携帯電話の買取もさらに強化。現在、BOOKOFFチェーン全体で年間約15万台の携帯電話の買取を行っているが、常時100万台を目指す。携帯電話も、ヤフオク!での販売を進める予定だ。

大量のリユース商品を、ヤフオク!に出品するための物流施設を設置。ヤフーとブックオフで、2015年度中を目処に、日本最大級となるリユースセンターを開設する予定だ。

「BOOKOFF」店舗で買い取られ、「ヤフオク!」で販売される商品の一部をこちらのセンターに集約することで、リアルから「ヤフオク!」を通じてリユースできる仕組みを長期安定的に支える。

将来的にはフルフィルメントサービスやリユース市場のBtoBマーケットプレイスとしての活用など、日本の中古市場の新たな可能性を模索する。

資本提携として、ブックオフは、第三者割当によりヤフーを割当先としてブックオフの普通株式3,100,000株(第三者割当後の所有議決権割合15.02%)を発行する。ヤフーの株式取得価格は21億7620万円。

また、ブックオフは、ヤフーを割当先として新株予約権付社債77個(上記第三者割当後かつ本新株予約権を全て権利行使した後の所有議決権割合43.22%)を割り当てる。新株予約権付社債77個をすべて取得した場合の株式取得価格は77億円の予定。

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