流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





公取委/北雄ラッキーに下請法違反で勧告

2014年08月20日 / 経営行政

公正取引委員会は8月20日、食品スーパーの北雄ラッキーに下請法違反により勧告を行った。

違反内容は、同社が販売する鍋用材料セット等の食料品の製造を下請業者に委託していたが、下請業者20名に対して、下請業者の責めに帰すべき理由がないのに総額1695万6919円を減額していた。

減額した内容は、月次リベート、指定月リベート、本部手数料として、下請代金の額に一定率の金額の負担を要請し、下請代金の額から差し引いていたり、割戻金として、1年間分の下請代金の額の合計額に一定率の額を支払わせていた。

下請代金を金融機関口座に振り込む際の振込手数料を下請代金から差し引いていたが、インターネットバンキングを利用することによって振込手数料が下がった後も、従来どおりの振込手数料を差し引き、実際の振込手数料を超える額を差し引いていた。

なお、同社は下請業者に対し、減額した金額を返還している。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧