グルーポン／4年ぶりにおせちを販売

クーポンサイトを運営するグルーポン・ジャパンは11月13日、自社サイト「GROUPON」で「おせち・お正月特集」を開始し、同日、都内でおせちの発表会を開いた。

＜2014年のおせち＞

同社は2011年に注文したおせち、サイト上の見本と異なり、期日までに届かなかったなど「おせち事件」が発生しており、おせちの販売を自粛していた。

＜根本CEO＞

根本啓CEOは「おせち事件の反省を踏まえ、サービスの提供体制そのものを見直した。おせちにフォーカスし、ブランドの再構築を図る」と語る。

＜社内プロセスの改善＞

おせち事件を受け、社内プロセスの改善を実施。審査基準を30件から200件に強化、編集は社内での責任を持った校正とし、取引先と掲載内容を双方向で確認する体制を整えた。

＜試食会の様子＞

グルーポンは当初、購入者の人数が増えるほど、購入クポーンの価格が下がる共同購入の仕組みが話題となっていたが、2011年6月で共同購入は中止している。

共同購入の仕組みはないものの、特徴のある商品を投入することで、他の通販サイトと差別化を図る。2014年は、有名レストランのシェフが監修したおせちを全面に打ち出した。

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