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カールスジュニア/日本1号店、秋葉原に来年3月オープン

2015年12月01日 / トピックス商品店舗

カールスジュニアジャパンは12月1日、米国・カリフォルニア発のプレミアムバーガーレストラン「Carl’s Jr.(カールスジュニア)」の日本1号店を、2016年3月に東京・秋葉原にオープンすると発表した。

カールスジュニアは1941年、米国カリフォルニアで創業、現在、世界37か国に3600店以上を展開する。肉はオーダーを受けてから焼き上げる直火焼きバーガーを提供する。

1号店は路面店で標準店の位置づけ。店舗面積は約145㎡、客席数約50席の予定する。青山、麻布十番、お台場、渋谷、六本木への出店を予定しており、今後10年間で150店を展開する計画だ。

日本での事業展開は、エネルギー供給事業のミツウロコグループホールディングスの子会社カールスジュニアジャパンが担当。カールスジュニアの親会社であるCKEホールディングスとカールスジュニアジャパンが専属フランチャイズ・パートナー契約を締結している。

当面は直営店で出店し、フランチャイズでの展開も実施。首都圏のフードコートや郊外ロードサイド路面店などで出店し、5年後に70店、FCロイヤリティを含む売上高50億円、10年後に150店、売上高120億円を計画する。

看板メニューはプレミアムバーガーで現地価格は4ドル程度、基本メニューは数十種類と豊富に展開する。高品質なプレミアムバーガーとクイックサービスを手頃な価格で提供するクイックサービスレストランを掲げ、「EAT LIKE YOU MEAN IT」をキャッチコピーとしている。

日本では、ハンバーガー単品を500円~700円程度で販売する予定。ドリンクは、コーヒーやソフトドリンクを楽しめるドリンクバーで提供する。単品とポテト、ドリンクバーをセットにしたセットメニューも提供する予定だ。

主力のハンバーガーは米国本国と同じレシピと味わいを再現する。スイーツ系のメニューは、東南アジア、中国、インドでも展開するメニューを導入する可能性もある。

ミツウロコが提供するLPガスや石油の卸先の法人取引先で構成するミツウロコ会の会員には、ガソリンスタンドに飲食店を併設して運営する会員も多い。

今後、ミツウロコ会の会員が行なう事業の一つとして、カールスジュニアを提案。そのほか、幅広くフランチャイズを募集する。

ミツウロコグループのミツウロコビバレッジは、ココストアリテールが運営するコンビニエンスストアなどの事業を譲受する予定で、今後、ココストアリテールの店舗をカールスジュニアとして業態転換する可能性も検討したいという。

■カールスジュニア
http://www.carlsjr.jp/

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