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ファミリーマート、ユニー/2016年9月に経営統合

2015年03月10日 / 経営

ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスは3月10日、経営統合に向けた協議を開始すると発表した。

<経営統合の枠組み>
経営統合の枠組み

2016年9月を目途に、ファミリーマートを吸収合併存続会社、ユニーグループHDを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行う。

その後、統合会社を吸収分割会社、ユニーグループHDの完全子会社であるサークルKサンクス(CKS)を吸収分割承継会社とする吸収分割を行うことにより、統合会社のCVS事業をCKSに承継する。

経営統合の効果を最大化するため、コンビニエンスストア(CVS)事業についてはブランドを一本化することを軸として、今後、検討する。

経営統合により、CVS事業では、国内最大規模の店舗網となり、業界トップクラスの事業基盤を構築した上で、スケール・メリットやシナジーを追求する。

国内での事業を拡大する一方で、アジアを中心とした新興国においても、これまで両社が国内で培ったCVSのノウハウを共有・結集し、より一層の強化を図る。

両社が有する金融サービス・カード、専門店、ネット通販・イーコマース、医療・介護、チケット・エンタメ、食品宅配、食品製造などのさまざまな分野での事業基盤をさらに活用するべく、今後新グループの具体的な事業戦略を両社で協議する。

名称、本店所在地、代表者、役員構成、組織、ブランドなどについては、今後、両社協議の上で決定する。

吸収合併に係る合併比率は、今後、実施するデュー・ディリジェンスの結果と第三者機関による株式価値算定の結果などを踏まえて、8月に予定する基本合意書の締結までに決定する。両社社長を共同委員長とする「統合検討委員会」を設置し、検討を開始する。

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