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クレディセゾン／ベンチャーキャピタルの子会社設立

2015年06月02日 ／ 経営

クレディセゾンは6月1日、国内でサービスを展開するシード・アーリーステージのベンチャー企業に投資を行う「セゾン・ベンチャーズ」を設立したと発表した。

近年、消費者の支払い手段の多様化・高度化が進んでおり、キャッシュレス社会の実現を目指す自社にとって、有望なベンチャー企業との協業を通じたオープンイノベーションの重要性はますます高まっている。

これまでも積極的に金融・決済関連分野を中心としたベンチャー企業への投資と協業を行ってきたが、今後、更に先進的・革新的なサービスや技術を創り出していく創業間もないシード・アーリーステージのベンチャー企業との取り組み強化を目的に、「セゾン・ベンチャーズ」を設立した。

30年以上にわたりクレジットカードビジネスにおいて培ったリテールファイナンスのノウハウとグループ3500万人の顧客基盤、革新的な商品・サービス、多種多様な提携パートナーといった資産を活用し、他社が真似のできない投資先ベンチャー企業の成長を支えるサポートを行う。

今後は、「変化に対応できるノンバンク」として、クレジットカードをはじめとするさまざまな決済サービスの提供、リース事業やファイナンス事業などノンバンクビジネスの強化、ネットビジネスを通じたフィービジネスの拡大、ASEAN諸国への本格的な参入など、持続的な成長を実現するための基盤構築に向け、ベンチャー企業との連携をより一層強化し、新たな収益源を確立する。

主な投資対象は、「金融×IT（Fintech）」の分野で次世代の金融・決済ソリューションの創造に挑戦する意欲的なベンチャー企業、カード会員資産や永久不滅ポイントなど、クレディセゾン固有の経営資源を活用し、日常の生活や消費シーンを大きく変える可能性を秘めたインターネット・モバイル関連のベンチャー企業など。

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