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東急/東急沿線でベンチャー企業を支援

2015年06月02日 / 経営

東京急行電鉄は6月1日、法人設立からおおよそ5年以内のベンチャー企業を対象に、東急線沿線でのビジネス展開を支援する「アクセラレートプログラム」を開始すると発表した。

東急線沿線の生活利便性を高める新規事業を創出することと、渋谷を中心とした東急線沿線において、ベンチャー企業の持続的な成長を支えるエコシステムを構築することを目的に実施するもので、鉄道会社では初の取り組み。

7月1日から、「交通」、「不動産」、「生活サービス」の3つの事業領域を中心に、東急線沿線の生活利便性を高めるBTOC、BTOBTOCのサービスやプロダクトを募集し、審査を経て、12月から支援をスタートする。

審査を通過した企業は、一定の条件の下、東急線沿線のグループ媒体や施設、顧客基盤、営業網、東急総合研究所の各種調査データなどを利用したテストマーケティングを行えるほか、東急との業務提携なども検討する。

審査通過企業には、副賞として東急賞109万円、渋谷賞42万8000円を進呈する。

約530万人が生活する東急線沿線を中心に展開する事業を対象とするが、東急線沿線以外での事業展開を制約するものではない。

プログラムの運営は、東急とIMJインベストメントパートナーズで行う。

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