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イオンモール天津TEDA/天津新港の爆発事故で、店舗に損傷

2015年08月18日 / 店舗海外経営

イオンは8月18日、中国・天津新港で12日の深夜に起きた爆発事故による被害の現状と対応を発表した。

爆発事故により、現場から約2kmの場所に位置する「イオンモール天津TEDA」は、窓ガラスの破損やモール外壁の一部損傷、店内の一部区域における天井板の脱落などがあり、現在被害状況のより詳しい調査を行っている。事故が営業時間終了後であったため、お客に被害はなかった。

天津市内では、被害を受けた「イオンモール天津TEDA」の他に「イオンモール天津中北」「イオンモール天津梅江」の2店を展開しているが、いずれも事故現場から数十キロ離れており、事故の影響を受けることなく通常通り営業している。

現在、地域のくらしを支える小売業としての使命を果たすため、お客や従業員の安全性に万全を期しつつ、「イオンモール天津TEDA」を所有するオーナーとも協議の上、食品等の生活必需品を優先に営業再開に向けた準備を進めていくという。

営業再開準備については、天津の2店や中国本社、在中国グループ企業からの応援者も合わせ、従業員一丸となってあたる。

事故発生の一報を受けた直後、緊急物資として飲料水や乾麺、スナックなどを届けた。また、当局から許可を受けて一時帰宅した近隣住民の乗用車の待機場所として同モールの平面駐車場の一部を提供した。

イオンは、中国全体でGMS、SMあわせて63店を展開しており、「イオンモール天津TEDA」が第三者所有のマスターリース物件であること、損害保険も適用される見込みであることなどから、中国事業や連結業績に与える影響は極めて軽微となる見通しという。

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