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通販市場/2014年は4.9%増の6兆1500億円

2015年08月26日 / 店舗経営

日本通信販売協会が8月26日に発表したJADMA「2014年度通販市場売上高調査」の速報値によると、2014年度(2014年4月~2015年3月)の通販の売上高は、前年比4.9%増の6兆1500億円となり、金額ベースでは前年に比べ2900億円の増加となった。

<売上高の推移>
売上高の推移

マイナス成長を記録した1998年度以来、16年連続して増加傾向が続き、直近10年の平均成長率は7.3%となった。

通販市場の成長要因として、楽天、アマゾン、スタートトゥディなど、プラットフォーム系企業がけん引役となっていること、店舗系のネット通販の伸び、新商品、サービスのネット通販企業の参入による裾野の拡大、中小企業のネット通販への参入や成長による裾野の拡大があげられる。

通販市場の売上高は、会員情報に加えて、協会会員481社(調査時点)を対象に実施した「第33回通信販売企業実態調査」から得た回答の売上部分を先行集計した結果と、各種調査から推計できる有力非会員165社の売上を加えて算出した。

推計値は、衣料品や雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心で、保険・デジタルコンテンツは、会員売上高に一部含む。

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