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国内カジュアルウェア市場/2012年は2.4%増の6兆1500億円

2013年07月25日 / 商品経営

矢野経済研究所は7月24日、ジーンズカジュアル市場に関する調査結果2013を発表した。

調査によると、2012年の国内カジュアルウェア市場規模は、小売金額ベースで6兆1500億円(前年比2.4%増)となり、2年連続のプラス成長を維持した。

これまで不振が続いてきた百貨店やチェーンストアの衣料品売上高がプラスに転じたことにも象徴されるように、消費抑制ムードの緩和や気候に合わせた「実需衣料」の好調などの影響によって、年間を通じてみれば市場は堅調に推移した。

2012年の国内ジーンズカジュアルウェア市場規模は、小売金額ベースで1兆1588億円(0.9%増)と、2009年以降続いた縮小トレンドを脱し、微増ながらも3年ぶりに増加に転じた。

主力販路であるジーンズカジュアル専門店では、企業の好不調の2極化傾向は続いているものの、不調な企業の間でも業績の落ち込み幅は緩和されつつある。加えて、好調企業の業績が市場を牽引する形で全体的には底堅く推移したという。

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