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ヨーカ堂、西武/共同開発の婦人服PB、初年度目標52億5000万円

2015年08月31日 / 商品経営

イトーヨーカ堂、そごう・西武は9月1から順次、全国の総合スーパー(GMS)と百貨店で、共同開発した新しいファッションプライベートブランド(PB)「SEPT PREMIERES(セットプルミエ)」を販売する。初年度販売目標は2社合計で、約52億5000万円。

<商品の一例>
商品の一例

「SEPT PREMIERESは、日々の暮らしを豊かにする「上質な日常服」をコンセプトに、時代を反映した上品なニュアンスカラーや素材、ディテールにこだわったシルエット等を徹底的に追求したファッションPB。ベーシックでありながら、上質感やモード感を兼備え、コーディネート自在で、着心地の良い商品に仕上げた」(同社)。

<売場イメージ>
売場イメージ

展開店舗は、イトーヨーカドー木場店など138店、そごう・西武西武池袋本店など23店。売場面積は、ヨーカ堂は平均約20坪、そごう・西武は、平均約10坪。

展開サイズは、トップスでヨーカ堂36~42、そごう・西武38・40、ボトムスはヨーカ堂34~46、そごう・西武36・38・40。アイテム数は、両社共通で、1シーズン65品番。

中心税込価格は、アウター9900円~1万9000円、ニット5900円~1万2000円、ワンピース6900円~8900円、カットソー4400円、ブラウス4900円~5900円、パンツ4900円~6900円、スカート4900円~5900円など。

商品開発におけるグループシナジーをさらに進化させ、イトーヨーカ堂とそごう・西武のMDチームが、従来以上に両社のノウハウを共有するとともに、外部の専門家を加え、ブランド開発した初のファッションPB。

接客についても、両社での定期的な集合研修や展示会、百貨店店頭での事前OJT研修を実施。導入後も、GMS店でのOJT教育を強化するなど、百貨店の高い接客スキルをグループで共有することにより、商品をトータルコーディネートで提案・販売するという。

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