野村不動産とMID都市開発は、横浜市港北区箕輪町二丁目街区において「自然・人」と「街」が融合するスマートインフラを整備し、多機能かつ高い利便性を有する複合型のまちづくり「都市型コンパクトタウン」を推進すると発表した。
日吉・綱島地区においては、相鉄・東急直通線新設に伴う綱島駅・新綱島駅周辺の整備や、野村不動産・MID都市開発も事業参画するTsunashimaSSTなど、街が大きく生まれ変わろうとしている。
開発エリアは、1935年代以降工場だったが、1975年代に再開発され、アピタ日吉店(ユニー運営・約2.0ha)、損害保険ジャパン日本興亜の事務センター(約1.6ha)、野村総合研究所のオフィス・寮(約2.0ha)として、利用されている。
周辺では工場からマンションなど住宅地への転換が進み、周辺住民のや横浜市では、「小学校の整備」が重要な課題となっていた。
野村不動産・MID都市開発は、小学校用地の提供が地域社会への貢献となり、人々の豊かな生活を実現できると考え、敷地の一部を横浜市へ売却する協議を開始した。
成熟した既存市街地・日吉エリアにおける約5.6haという纏まった敷地の開発は、エリア最大級の開発となる。
野村不動産・MID都市開発による住宅を核として多機能かつ高い利便性を持つ生活利便施設などが一体となった大規模複合開発や、横浜市による小学校の新設を行い、「都市型コンパクトタウン」の創生へ取り組むという。
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