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三越伊勢丹HD／グループ内継続雇用制度を導入

2015年12月17日 ／ 経営

三越伊勢丹ホールディングスは12月17日、キャリア形成支援制度の一環として、グループ内継続雇用制度を導入すると発表した。

2016年4月から、従業員の結婚や介護などのライフイベントに応じた希望に伴い、異なる地域の三越伊勢丹グループ内企業へ転籍できる制度。

従業員の多様なキャリアの志向に合わせた働き方をグループ全体で提供することによって、従業員満足度を高めるとともに、企業にとっても経験豊富な人材を確保することでグループの成長につなげる。

三越伊勢丹、地域百貨店事業会社、関連会社といった原則100％連結の国内企業合計27社に、勤務する勤続1年以上で新会社雇用時59歳までの社員・月給制契約社員と、育児・介護による短時間勤務者が対象となる。

結婚・配偶者転勤・育児・介護・看護などで転居せざるを得ない場合で、転居先の通勤圏内にグループ内の会社や店舗がある場合、本人の希望と新しい雇用先の会社とのマッチングにより、転籍して継続雇用をする。

新会社雇用時の労働条件は、旧会社での雇用形態や役割・職務・処遇と経験を踏まえ、新会社が提示。有給休暇残数や育児介護制度に必要な勤続年数などは新会社へ引き継ぐ。

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