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マツモトキヨシHD/新プライベートブランド「matsukiyo」を発表

2015年12月24日 / トピックス商品店舗経営

マツモトキヨシホールディングスは12月24日、新プライベートブランド「matsukiyo」を発売すると発表した。

<商品の一例>
商品の一例

これまでのプライベートブランド商品(PB商品)戦略をさらに魅力あるものに刷新し、マツキヨらしさ、潜在的な顧客ニーズ、新しい価値創造、お客が使用するシーンを想定した今までにない新しいコンセプトを設定。

既存PBの「MKカスタマー」を超える品質と統一感のあるデザイン、ひと目で自社グループのPB商品と認知できる「matsukiyo」を展開する。

「matsukiyo」のコンセプトは、「毎日の暮らしをより美しく、健やかに、楽しく彩る、アイデアを利かせた、オリジナルブランド」。

商品づくりでは、店舗から寄せられるお客の声を反映し、これまで以上に品質と安全性にこだわり、原料・成分を厳選し、品質管理を徹底させた。

これまでも行ってきた初回製造時での最終試用テストに加え、商品の性質によっては製造前段階でのモニターや社内テストを実施し、厳選した商品を販売する。

美しく健康でありたいというニーズに対応できるよう品質や機能性を追求する。

面白さや楽しさのあるアイデアにこだわり、お客の期待を一歩先行く発想で商品を開発を目指す。品質の確かさのほか、マツキヨらしい面白さや驚き、喜び、楽しさのある付加価値を探求し、情緒的な価値も提供する。

商品のデザインは、マツモトキヨシの躍動感を取り入れるために、象徴であるカタカナロゴの斜角度19度に着目して新しいブランドロゴやパッケージデザインにマツキヨらしさを表現し、よりお客にこだわりのある新PBとして認知してもらえるデザインを目指した。

お客の生活スタイルを考えた斬新でおしゃれなパッケージデザインと選びやすく、使いやすく、特長がひと目でわかりやすいようなパッケージデザインにした。

特に医薬品は、これまでも多くの支持を得た一方で、表示方法やデザインなどに関する意見も多数あったので、パッケージのデザインをフォーマット化し、用法や効能・効果などがお客にとってより選びやすく、お客と薬剤師・店舗従業員がさらなる円滑なコミュニケーションが取れるようデザインを統一する。

グループでは、1990年代からオリジナルブランド商品の販売を開始し、2006年から二つの軸(お買い得感のある商品、高品質・高付加価値を特長とする商品)をもって開発した「MKカスタマー」を展開してきた。

新たなPB商品「matsukiyo」は、女性の社会進出、働き方の変化などによりお客のニーズやライフスタイルが多様化するなか、「マツキヨらしさ」をもっと前面に押し出し、ひと目で自社のPB商品と認識できるロゴや統一感のあるデザインをもって展開することで「MKカスタマー」以上に、商品による差別化戦略を推進しドラッグストアとして確固たる地位を獲得するために誕生したという。

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