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資生堂/ロレアルとフランスの子会社譲渡で協議

2013年10月18日 / 経営

資生堂は10月18日、ロレアル社と、フランスの子会社等の事業譲渡について交渉を開始したと発表した。

フランスの子会社はスキンケア、ボディーケア、ヘアケアを中心にCarita(カリタ)事業とDECLEOR(デクレオール)事業を展開しているが、ロレアル社が2億3000万ユーロでの買収価格を提案したもの。

カリタとデクレオールは、資生堂グループのプロフェッショナル事業の一角を占めるブランドで、ヨーロッパにおいて、サロン等のプロフェッショナルチャネルと小売店の双方にスキンケア製品やその施術サービスを提供している。

しかし、成長軌道に乗るため「選択と集中」に取り組んでいた。

両社との間で本件譲渡に関する交渉が進んだ場合、ロレアル社と資生堂グループの関係各社の労使協議会からの意見書を受領した後に、契約の締結へと進むこととなる。

■対象事業会社
カリタ
会社名:Carita International S.A.
本社所在地:フランス、パリ
資本金:1,129万1,700ユーロ(2013年9月30日現在)
代表者:佐藤義明(さとうよしあき)
事業概要:化粧品の販売
設立:1945年

デクレオール
会社名:LABORATOIRES DECLEORS.A.S.
本社所在地:フランス、パリ
資本金:1,937万4,700ユーロ(2013年9月30日現在)
代表者:佐藤義明(さとうよしあき)
事業概要:化粧品の製造・販売
設立:1974年

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