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キリン/「シードル」を一部飲食店でテスト展開、新スタイルの確立目指す

2013年05月23日 / 経営

キリンビールは、シードルの「KIRIN HARD CIDRE(キリンハードシードル)」を6月中旬以降、首都圏の一部飲食店で順次テスト展開する。

シードルとは、りんごを発酵させてつくるりんごワインを指し、発泡性のものが主流。英語読みでは「サイダー」。

近年、日本のアルコール市場では嗜好の多様化が進み、新たなコンセプトのお酒に対するニーズや期待感が高まっている。

同様に、アルコール飲料に対する嗜好が多様な欧米市場では、パブやバーを中心に“ビール風スタイル”で飲む甘くないシードルが広がりをみせており、欧州でもっとも販売量が多いイギリスのシードル市場は、ビール市場の5分の1程度にまで成長しているという。

キリンビールが今回テスト展開する「キリンハードシードル」は、食事に合う上、飲食店でサーバーから注がれることで、従来の生ビールのような感覚で楽しめる、日本ではまったく新しいスタイルのシードルという。

テスト展開で飲食店から情報発信することで、日本のアルコール市場に新しい話題を提供し、総需要拡大の可能性を探るとしている。

■テスト展開の概要
商品名:「KIRIN HARD CIDRE(キリンハードシードル)」
展開地域:首都圏の一部飲食店でテスト展開(100店舗程度から)
発売品種:15L大樽
希望小売価格:オープン価格
ターゲット:20~30代の男女

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