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経産省/「カーボン・オフセット製品」の試行事業を開始

2012年12月12日 / 経営

経済産業省は12月12日、製品のライフサイクルの中で排出した二酸化炭素(CO2)量をクレジットによって相殺し、CO2排出量をゼロにした「カーボン・オフセット製品」の試行事業を開始した。試行事業の開始にあたり、日本ハムや大日本印刷などを含む8社が参加すると発表した。

同事業では、製品のライフサイクルにおけるCO2量を算定するカーボンフットプリント(CFP)を活用する。製品のCFP値を算定し、オフセット(相殺)できるクレジット量を確認。自力で削減できない排出量について、同量のクレジットを用いて他者の排出削減量などで埋め合わせる「カーボン・オフセット」を実施する。

試行事業では、こうした「カーボン・オフセット」を100%実施した製品であることを認証するための手続きやルールを検証する。

100%のカーボン・オフセット製品であることを示すラベルには、「どんぐり」をモチーフにしたデザインを採用。同ラベルを添付した製品を使い、消費者需要調査を実施する。

<「100%カーボンオフセット」を示すラベル カラー>                             「100%カーボンオフセット」を示すラベル カラー

<「100%カーボンオフセット」を示すラベル モノクロ>                            「100%カーボンオフセット」を示すラベル モノクロ

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