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不二製油/フィリピン子会社の台風被害で10億円の特損計上

2014年02月07日 / 経営

不二製油は2月7日、2013年にフィリピンを襲った大型台風によって現地子会社が被害を受けたことに伴い、10億円の特別損失が発生したと発表した。

フィリピン・レイテ島にある同子会社は、昨年襲った台風30号で設備に大きな被害を受け、生産活動を停止している。現在も復旧のメドは立っていない。

同災害による損失として、同社は棚卸資産の評価損などとして7億1000万円、工場設備の除去損として2億9000万円、合計10億円を「災害による損失」として、2014年3月期第3四半期(2013年4~12月)の特別損失に計上する。

もっとも、同四半期以降に、被害に絡む保険金の受け取りが見込まれるため、業績に与える影響は軽微としている。

当該子会社の事業継続の有無については、検討中という。

同日発表した4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比7.5%増の1882億円、純利益が1.3%増の66億円だった。

通期予想は、売上高を前期比14.1%増の2648億円、純利益を12.8%増の94億円と見込んでいる。

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