ローソン/8月から食品ロス削減プログラム開始、消費期限近いおにぎり購入で寄付

2025年06月05日 10:20 / 経営

ローソンは8月5日から11月3日までの期間、食品ロス削減プログラム「FOOD GOOD SMILE」を実施する。

<値引きシールイメージ>
値引きシールイメージ

全国のローソン店舗で消費期限が近付き値引きシールが貼られたおにぎりを購入すると、1個につき1円を「全国社会福祉法人経営者協議会」を通じて子ども食堂や老人ホームなどの福祉施設に寄付する。

竹増貞信社長は「日本では、1日当たり1人約1個分のおにぎりが無駄になっている。無駄なく消費していくことが需供の安定化にもつながる。一方、十分に必要な食材を買い付けることができない福祉施設がある。必要なところに食材がしっかり届くような仕組みを作ることができないかと考えた。我々だけでは解決できないが、そうした機運を醸成していきたい」と狙いを説明する。

ローソンでは、食品ロス削減を重要な課題とし、2025年に2018年対比25%削減、2030年に同50%削減を目指している。

これまで食品ロスの削減策として、AIを活用した次世代発注システム「AI.CO(アイコ=AI CustomizedOrder/AI Consultant)」による発注の精緻化や値引きの推奨に加え、賞味期限が約1年ある冷凍おにぎりの販売、容器の工夫や鮮度管理の徹底による消費期限の延長などに取り組んでいる。

■食品ロス削減プログラム「FOOD GOOD SMILE」概要
実施期間:2025年8月5日~11月3日の91日間
実施店舗:全国のローソン約1万4000店舗 ※ローソンストア100除く
対象商品:値引きシールが貼付されたおにぎり(常温、まちかど厨房)
寄付額:対象商品1個販売につき1円
寄付先:「全国社会福祉法人経営者協議会」を通じ、食を提供する福祉施設(法人)に食材費として寄付 ※対象福祉施設からの応募を受け、厳正な抽選により選定
寄付時期:2025年9月、10月、11月を予定 ※月次で集計し、毎月寄付

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