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森永乳業/ドイツ子会社が新工場増設、乳原料の生産拡大

2014年03月10日 / 経営

森永乳業は3月10日、ドイツの子会社「ミライ」が、所有地内に新工場を増設すると発表した。既存の工場設備の一部老朽化に対処することに加え、旺盛な需要にこたえるため、新工場棟を増設する。2019年まで、総額で約1億4500万ユーロを投じ、2016年1月以降、順次稼働していく予定。

ミライは、ホエイ蛋白濃縮物、乳糖などの乳原料製品の生産を手がける。乳原料製品は、中国やアジア諸国などで旺盛な需要があり、今後も新興国を中心にさらなる伸びが期待されている。

新工場増設により、ミライの製造量は2020年には現在の25%増となり、年間10万トンまで拡大する見込み。年間売上高については、同年には1.5倍の1億9000万ユーロまで伸びる計画という。

■新工場の概要
所在地:Kemptenerstrasse 91, D-88299 Leutkirch, Germany(ドイツ ロイトキルヒ市)
敷地面積:約16万㎡
延べ床面積:約3万㎡
生産品目:ホエイ蛋白濃縮物、乳糖などの乳原料製品

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