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宝HD/スペインの日本食材卸を買収、欧州で販売網拡大

2014年03月26日 / 経営

宝ホールディングスは3月26日、フランスの子会社「フーデックス」が、スペインやポーランドで日本食材の卸事業を手がける「コミンポート・ディストリビューション(CD社)」の株式の100%を取得したと発表した。CD社は、2015年3月期から宝HDの連結子会社となる。

CD社は、スペイン、ポーランドで日本食レストランや小売店に対し日本の酒類、食品、調味料などを卸販売している。売上規模は約29億円。

今回の買収により、宝HDは、フランスを中心にイタリア、スイス、ベルギーに拠点を持つフーデックスに加え、英国を拠点に事業展開するタザキ・フーズとともに、欧州での日本食材販売網のさらなる拡大を図る。

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