流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





キユーピー/インドネシアで生産、アジア事業を拡大

2012年12月26日 / 経営

キユーピーは12月26日、「キユーピーインドネシア」をインドネシアに設立すると発表した。新会社を拠点に、インドネシアにおける本格的な事業展開の準備を進める。

同社のアジア進出先はインドネシアで5か国目となり、新たに建設を予定している工場は6か所目の生産拠点となる。

インドネシアでは、市場経済の発展とともに中間所得者層が急激に拡大しており、2020年にはその数が約2億人に上るとの試算もあるという。

将来的に消費市場の拡大が見込まれるほか、食の洋風化が進み、外食産業が急速に発展していることから、マヨネーズなどの調味料を始めとする加工食品の市場も拡大が予想されている。

同社はこれまで、インドネシア市場に対して「キユーピーマレーシア」からの輸出によって商品を供給してきたが、現地での製造販売の将来性に十分な期待が持てることから、新会社を設立し、準備を進めるとしている。

工場建設を経て、2014年後半をめどに製造販売を開始する予定。

■新会社の概要
事業内容:調味料(マヨネーズ、ドレッシングなど)、液卵などの製造販売
設立日:2013年1月末(予定)
本社所在地:インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県
資本金:約15億円

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧