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キユーピー/鶏卵中のカビ毒の新分析法を開発

2008年09月25日 / IT・システム

キユーピーは9月19日、鶏卵からアフラトキシン類などのカビ毒を分析する手法を確立したと発表した。この分析方法では、サンプルからカビ毒を抽出する方法や不純物を除去する方法を工夫することで、機器分析用のカビ毒を効率的に収集できる。

分析結果の確認には、タンデム四重極型質量分析計付高速液体クロマトグラフィーを使用。このため、16種類のカビ毒を1回の操作で分析できるようになった。

キユーピーによると 従来は鶏卵のように水分を多量に含むサンプルでカビ毒を一斉分析することは難しかったが、今回確立した手法でマヨネーズや卵加工品などの原料である鶏卵の安全性が、高レベルで確認できるという。

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