明治HD／14年3月期は45％営業増益

2014年05月13日／経営

明治ホールディングスは5月13日、2014年3月期通期の連結決算を発表した。

売上高は前の期比1.9％増の1兆1480億円、営業利益は41.1％増の364億円、経常利益は34.2％増の390億円、純利益は14.5％増の190億円だった。

事業会社の明治が担う食品事業は1.4％増収。健康志向の高まりを背景に、「明治ヨーグルトR－1」「明治プロビオヨーグルトLG21」などのプロバイオティクスが引き続き伸長し、乳製品部門は4.3％増収。一方、菓子部門は1.1％減収。一部商品で提携解消による影響が出た。

食品事業のセグメント利益は45.4％増加。コストダウンと構造改革に取り組んだ成果が出た。

医薬品事業は6.1％増収。営業利益は29.3％増加した。

2015年3月期は、売上高を前期比0.7％減の1兆1400億円、営業利益を2.7％増の375億円、経常利益を4.1％減の375億円、純利益を12.8％増の215億円になると見込んでいる。

関連記事