TABLE FOR TWO／途上国に「カロリー支援」、有力企業が協力

2014年05月26日／経営

世界の食料問題の解決に取り組むNPO法人「TABLE FOR TWO International（TFT、テーブル・フォー・ツー・インターナショナル）」はこのほど、新たな支援プログラムとして「カロリーオフセット」を立ち上げた。

＜ポップ＞

先進国企業と協力し、カロリーオフの食品やカロリーを消費する商品・サービスなどを展開。その売上の一部を途上国への寄付金とし、農業生産性の向上やインフラの整備などを経て、給食という形で栄養不良の子どもたちを支援する。

プログラム参加者がヘルシーな食事で抑えたカロリーや運動で消費したカロリーを蓄積し、同じ量のカロリーを途上国で生み出すという考えが基本コンセプト。

「あなたがオフしたカロリーが、誰かのカロリーになる」をスローガンに、先進国の余分なカロリーを開発途上国で必要なカロリーに変換するという。

現時点で、ローソンやオイシックス、江崎グリコ、永谷園、ベンチャー企業のFiNC(フィンク)などが参画を表明ずみ。オイシックスはすでに、カロリー42％オフのノンオイルドレッシングを発売している。売上の3％が、TFTを通じて開発途上国の学校菜園づくりや給食提供にあてられるという。

＜オイシックスが発売した「ノンオイル　橙とラ・フランスのドレッシング」200ml、540円（税込）＞

■カロリーオフセット詳細
http://calorieoffset.jp/

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