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TABLE FOR TWO/100万人の子どもたちに給食プレゼントするキャンペーン

2014年10月15日 / 商品

世界の食料問題に取り組むNPO法人「TABLE FOR TWO International(TFT、テーブル・フォー・ツー・インターナショナル)」は、国連が「世界食料デー」に定めた10月16日から、参加者がヘルシーメニューの喫食を通じ、アフリカ・アジアの子どもたちに給食(1食20円相当)をプレゼントするキャンペーンを始める。

<TFTが提供する給食を食べる、ルワンダの子どもたち>
TFTが提供する給食を食べる、ルワンダの子どもたち

キャンペーン名を「100万人のいただきます!」とし、100万人の参加者を集めることで、100万食分の給食の寄付を目指す。11月30日まで、1か月半にわたって展開する。

参加者は、カロリーオフメニューなどの健康的な食事をとることと引き換えに、オフしたカロリーを途上国で飢えに苦しむ子どもに分け与えるとの考え方のもと、1食分をまかなう上で必要となる20円を寄付する。

同キャンペーンに参加するのは、オイシックスや大丸松坂屋、カフェ・カンパニー(東京・港区)などを含む、約660の企業・団体。

オイシックスは、今回のキャンペーンに合わせ、小ぶりなかぼちゃ「ぼっちゃんかぼちゃ」をインターネット販売サイト「Oisix(おいしっくす)」で10月9日~23日まで販売する。かぼちゃにはって楽しめる、「ハロウィンシール」付き。

<「TFT シールつきぼっちゃんかぼちゃ(グリーン)」と「同(オレンジ)」各350円(税別・送料別)>
「TFT シールつきぼっちゃんかぼちゃ(グリーン)」と「同(オレンジ)」各350円(税別・送料別)

同商品は2010年から展開している。今年は、従来品のグリーンのかぼちゃに加え、オレンジの商品もラインナップに加えた。同社は、売上の3%をTFTを通して寄付する。

<TFT ハロウィンシール>
TFT ハロウィンシール

オイシックスはこのほか、オリジナル野菜ジュース「Vegeel(ベジール)」など18のTFTプログラム対象商品も、通常品として販売中。

大丸松坂屋は、全国の大丸・松坂屋9店舗において、合計107の店内飲食店でTFT対象メニューを提供するほか、店舗の従業員食堂などでも同様のメニューを販売する。実施期間は10月15日~11月25日まで。

TFT対象メニュー1食につき、基本的に20円を購入者に寄付してもらう。これらを通じ、合計で5万食相当の給食を寄付することを目指す。

<提供メニューの一例「塩麹豆腐のつくねハンバーグ丼」1150円(税込)>
提供メニューの一例「塩麹豆腐のつくねハンバーグ丼」1150円(税込)

レストランやカフェを展開するカフェ・カンパニーは今回、同社がこれまで手がけてきたTFTメニューの提供とは異なる、一風変わった取り組みを行う。

食べ残したものを入れて持ち帰る「ドギーバッグ」に工夫を凝らし、おしゃれな「持ち帰り」スタイルを国内に根付かせることで、食品ロスの削減を目指すという試みだ。

衣料・雑貨の製造販売を手がけるトリニティアーツ(東京・千代田区)がドギーバッグのデザインを無償で行い、斬新な形態のバッグを作成。“食べたものを大切な人と分かち合う”とのコンセプトのもと、バッグの名称も「Osusowake Bag(おすそわけバッグ)」とした。キャンペーン期間中、試験的に3500枚を賛同する飲食店やイベントなどで無料配布する。

<「Osusowake Bag」>
「Osusowake Bag」

これらのほか、社員食堂プログラム実施企業や飲食店、自動販売機、弁当注文サイト、学生食堂や学園祭などで、TFTメニューを販売する予定だ。

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