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日本製粉/東福製粉をTOBで連結子会社化、背景に業界再編機運の高まりも

2014年06月13日 / 経営

日本製粉は6月13日、持分法適用会社である東福製粉(福岡県福岡市)に対し、公開買付け(TOB)を行い、同社を連結子会社化すると発表した。

買付価格を1株当たり161円とし、7月1日~29日までの期間に買い付ける。買付け総額は、約4.5億円。

買い付け株数の下限を設定しない一方で、上限を283万7000株とする。東福製粉の上場は維持する方針。東福製粉は現在、東京証券取引所第二部と、福岡証券取引所に上場している。

現在、日本製粉は東福製粉株を22.63%保有する筆頭株主。TOBにより、保有比率を51.0%まで高める予定だ。

日本製粉は、東福製粉を連結子会社化することで、これまで進めてきた開発、調達、製造、販売、物流における協力関係を強化する考え。背景には、製粉業界における再編機運の高まりなども影響している。

東福製粉は同日、TOBに賛同の意を表明した。

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