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J&J/川崎市の国際戦略拠点に研究開発施設オープン

2014年07月14日 / 経営

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)メディカル カンパニーは8月6日、神奈川県川崎市の国際戦略拠点「キングスカイフロント」に、研究開発・トレーニング施設として「東京サイエンスセンター」を開設する。

<「東京サイエンスセンター」外観イメージ>
「東京サイエンスセンター」外観イメージ

低侵襲の外科手術シミュレーション装置、心臓・血管系疾患治療・筋骨格系治療トレーニングのシミュレーターといった先進的医療設備や、遠隔映像カンファレンスシステムなどを備えた、医療従事者向けの研究・トレーニング施設。

日本の医療従事者の繊細な手技や先進的な医療技術に関する知識の共有を目的に、国内外から年間1万人を超える利用者を見込む。

同社と日本企業が共同開発した、臨床に近い模擬臓器を使用した学習プログラムをはじめ、内視鏡外科手術や心臓・血管系疾患治療など、多様なプログラムを提供する。

J&Jは、同センターを、日本の先進的医療機器や技法を国内外に向けて発信する拠点とする考えだ。

同施設が入る「キングスカイフロント」は、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区内にある。日本政府が、日本初の革新的な医薬品・医療機器などの創出を目指して進める「ライフイノベーション戦略」にもとづき、同地区では整備が進められている。

■新施設の概要
名称:ジョンソン・エンド・ジョンソン 東京サイエンスセンター
所在地:神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-19
敷地面積:2942㎡
延床面積:約4858㎡
階数:地上4階建て
竣工年月:2014年5月16日竣工、2014年8月6日本格稼働

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